「風評被害に負けないで」 菩提の高梨茶園でお茶摘み体験教室
秦野の名産品のお茶を手で摘むことで、地域産業を少しでも知ってもらおうと5月14日、菩提の高梨茶園(高梨孝社長)で「お茶摘み体験教室」が開催された。
この日は北公民館が募集した約20人のほか、北中学校の生徒や、高梨社長が部長を務める市JA茶業部のメンバーなど合計75人が参加。一般の参加者らは同部メンバーに指導してもらいながら、「一芯二葉」と呼ばれる新芽の先端から二枚の葉のついた部分を摘み取る方法で、合計約42kgの茶を収穫した。参加者は「お茶の葉の摘み方など、とても勉強になる。色々と大変な時期だけど、風評に負けず、頑張ってほしい」と振り返った。
このたび南足柄市で収穫された茶葉から、国の暫定基準値1kgあたり500ベクレルを超える放射性セシウムが検出されたことから、近隣の各市町村でも検査を実施。秦野市は茶葉1kgあたり92ベクレルと、検査を実施した16市町村の中で一番低い数値で、放射性ヨウ素も検出されていない。高梨社長は「秦野のお茶は安全が確認されたが、他の地域のことを考えると喜べない。この苦境を、皆で一丸となって乗り越えていきたい」と話した。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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