県が一番茶の荒茶を検査 基準値以下 県で秦野のみ
神奈川県で収穫された茶葉から基準値を超える放射性物質が検出された問題で、県がこのほど一番茶の荒茶を検査した結果、県内では秦野市のみが暫定基準値を下回る結果となった。また、秦野市で収穫された二番茶の生葉を検査したところ、放射性セシウムおよび放射性ヨウ素は検出されなかった。
この結果を受けて、県内産の一番茶は秦野市で収穫されたもののみが出荷されることになった。県茶業センターによると、県内産の茶葉だけでは従来の販売量を確保できないため鹿児島産などの茶葉とブレンドして出荷する。また、県外産の茶葉のみを使用した製品も発売するが、神奈川県産のお茶に近い味を出すため、仕上げの製法などを工夫をする。なお、個人の茶園で販売する茶葉に関しては、ブレンドを行わないという。
菩提で高梨茶園を経営する高梨孝さんは「他の地域のことを考えると喜べないが、二番茶の放射性物質は減っているので前向きに捉えたい。神奈川のお茶の灯を絶やさないよう、他地域の分まで頑張る」と決意を述べた。県手揉み茶研究会に所属する高梨さんの長男晃さんは「今年は残念な結果になってしまったが、来期は県全体で出荷できることを願っている」と話した。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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