里山などで吸血被害が増えているヤマビルの対策として6月26日、市環境保全課鳥獣対策担当が初のヤマビル研修会を開催した。
市ではこれまで、地下水に配慮した薬剤を使わないヤマビル対策として、落ち葉かきや里山整備を定期的に実施してきた。しかし、ニホンジカやイノシシに付着したヤマビルによって、生息地域が拡大していた。
そこで同課では、平成17年からヤマビル調査を依頼しているヤマビル研究会の谷重和氏を講師に招き、農業協同組合や観光団体の関係者などを対象に、環境に配慮した薬剤の紹介やヤマビルの生態などを解説する研修会を企画した。
会場の県立秦野戸川公園には67人が集まり、谷氏による講演の後、山林に入ってヤマビル対策の草刈りや環境に影響を与えない薬剤の使用法などを学んだ。
同課では「今後も薬剤に頼らない方法がヤマビル対策の柱であることは変わりませんが、登山道など早急に対策が必要な所もあります。自治会・観光・農業の連携を強め啓発と対策に力を入れたい」と話した。
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