秦野市が家庭用太陽光発電システムの設置に対し今年度2度目に行った補助金支給が、7月6日の開始から約2週間で定員に達し、20日に受付を終了した。
4月に実施された1回目の申込み受付も、2週間ほどで予算いっぱいの127件に達したこの補助制度。市は6月に県が発表した、太陽光発電の補助金を倍増するという意向を受け、追加補助を決定。「夏場の電力不足対策としてシーズン前に設置工事に着手できるように」と、6月議会で補正予算1020万円を計上した。
初日に約半数
2次募集が開始された7月6日には28件が新規申込み。キャンセル待ちの申請分31件を合わせて、初日に59件を受け付けた。すべての申請が限度額に達していたわけではなかったため、当初定員100人だったところ104件が受け付けられた。現在は、キャンセル待ちを受付中。これまでの申込みの中から未着工分の取り消しが出た場合に受理される。
市では「今年は夏場の節電対策がクローズアップされたこともあるが、申込み申請が15日で定員に達したのは市民の節電への関心が高い表れだと思う」と話していた。今後、市内の太陽光発電システムの設置状況や新築と既存住宅の申込み割合などを調べる予定だという。
太陽光発電システム設置補助制度についての問合せは市環境保全課【電話】0463(82)9618まで。
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