秦野名物で新かながわ名産100選にも選ばれた冷凍ゆで落花生「うでピー」の生産が8月10日に開始された。市内平沢の工場では、9月9日までJAはだのの職員が加工に取り掛かる。
今年は天候の影響で収穫が例年より遅くなったため、生産も遅めにスタート。約1カ月で約12tの集荷を見込んでいる。
農家が収穫した落花生を水洗いし、塩水につけ、圧力釜でさやごと茹でる。茹で上がると加工所内は蒸気に包まれ、香ばしいにおいが漂う。荒熱をとった落花生は作業員が選別し、瞬間冷凍。豆の甘みが引き出されたうでピーは、乾燥したものとはまた違ったおいしさだ。
うでピーは昔、農家がおやつとして食べていたもの。茹でるを秦野では「うでる」と言うことから名付けられた。毎年、旬の味を待ち望んでいる市民は多く、学校給食でも子どもたちが地元ならではの味を楽しんでいる。じばさんずや特産センター秦野・渋沢両店などで販売されている。
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