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子宮がんについて 「子宮頸がんの予防接種について」
3.11以降にTVで多量に流された広告で、多くの方が認知されたと思いますが、多くのがんのなかで唯一予防接種がある疾患が子宮頸がんです。わが国では年間約1万5000人が子宮頸がんに羅患しており、約3500人の方が亡くなられています。しかも20〜30代の若い女性に急増しています。
子宮頸がんは子宮の入り口(子宮頸部)にできるがんで、発ガン性HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因でひきおこされることが分かっています。HPVは100種類以上存在し、癌のほかにイボや尖圭コンジロームなど色々な皮膚病変をおこします。その内の15種類ほどが発ガン性を持つと考えられています。HPVは主に性交渉により感染するため、多くの女性が一生のうちに一度は感染するごくありふれたウイルスです。もし発ガン性HPVに感染しても、ほとんどは自然に排除されてしまいます。しかし排除されずに感染期間が長期にわたると、その一部が前がん病変(異型上皮内病変)を経て浸潤がんに進行すると考えられています。発ガン性HPVのうちHPV16型、18型で60〜80%を占めており、その感染を予防するワクチンがサーバリックスとガーダシルです。
現在公費負担で中学1年生から高校1年生の女性にこの発ガン性HPVに対する予防接種がおこなわれています。6箇月の間に3回の接種が必要(ワクチンの種類で接種スケジュールが異なります)です。この公費負担の制度は今春に急に決定されたもので、来年度にも継続されるかは不明です。3回で4万5千円もかかる予防接種ですので接種をお考えの方は早めの接種をお勧めします。今年度末までに3回接種するには10月15日までが期限となります。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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