秦野の夕闇で薪狂言 出雲大社相模分祠
出雲大社相模分祠(草山清和宮司)で9月23日、薪狂言が開催された。
これは、秦野市の文化や、伝統を活性化させる目的で今年初めて行われたもの。同神社に今年7月造営された「龍蛇神の社」に因み祀られている大黒様と縁の深い、「神鳴(かみなり)」と「福の神」が演目に選ばれたという。
当日は薪狂言の伝統に則り、屋外に舞台が設置され、夕暮れから夜にかけて公演。神式の火熾しで焚かれた松明の灯りの中、重要無形文化財総合指定保持者、(社)能楽協会・日本能楽会会員の善竹十郎氏と、その息子である善竹富太郎氏、善竹大二郎氏の舞台を約450人が楽しんだ。
また、この公演は東日本大震災被災地の義援公演として行われた。参加費1000円が被災地への義援金として集められ、同神社が被災地で行ったボランティア活動の報告も行われた。
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