伊東深水代表作のひとつ『婦女潮干狩図』(1929年)
美人画家として近代日本画壇に多大な足跡を残した画家・伊東深水を回顧する平塚市美術館開館20周年記念展「伊東深水-時代の目撃者」が、10月22日（土）から11月27日（日）まで開催される。９時半〜17時（入場16時半）まで。
歌川派浮世絵を継ぐ美人画の巨匠として知られる深水は、昭和24年から47年までを湘南地方で暮らし、戦後の世相を象徴する明るい女性像を描き続けた。
今回、新作５点を含む代表作約１００点を展示。女性風俗画家として多彩な側面、労働者や貧困層を写しとった社会派の姿、風景画にも才能を発揮した新たな深水像などを掘り下げる。
館内ミュージアムホールで10月23日（日）14時から朝丘雪路さんを招き対談「父を語る」（当日整理券配布・先着１５０人）を、11月13日（日）14時から講演会「伊東深水の芸術」の開催も予定。問合せは同美術館【電話】０４６３（３５）２１１１まで。月曜休館。
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