県立山岳スポーツセンター(戸川1392)で12月1日、丹沢山塊及び箱根山を管轄する6警察署の山岳救助隊や航空隊などによる合同山岳遭難救助訓練が実施された。
冬期の山岳遭難発生時に備え、山岳救助活動が迅速かつ安全に行えるように隊員らの山岳救助技術向上を目的に毎年行われている。
当日はあいにくの天気で室内での訓練となったが、参加した25人の隊員は真剣な面持ちでロープワークや降下訓練、クライミングウォール訓練をこなした。 同訓練に初参加した隊員は「技術を早く自分のものにして本当の災害時に備えたい」と引き締まった表情で話した。
神奈川県内の今年の山岳遭難件数は、昨年1年間の遭難件数(62件)を上回る63件(12月1日現在)。登山ブームにのり初心者や軽装備で山へ入るピクニック気分の登山者が多いという。秦野警察署山岳遭難救助隊では「必ず登山届けを出して。単独登山は控えて」と啓発している。
秦野版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>