第36回「小さな親切」作文コンクール(主催・公益社団法人「小さな親切」運動本部)の入賞・入選者が決まり、11月26日に表彰式が行われた。秦野市からは、渋沢中1年の小野加菜美さんが優秀賞、堀川小2年の齋藤初依(うい)さんが入選に選ばれた。
今回のテーマは「私のした、うけた、みた、できなかった親切」。全国から小学生1万5742編、中学生4万203編の応募が寄せられた。
小野さんの題名は「ばぁばのパスケース」。祖母と外出しようとした際に、祖母のパスケースがないことに気づいた。心配していた矢先、いつも行く整体院の整体師さんが家に届けてくれた。落とした先の八百屋さんが入っていた整体院のカードを見て電話してくれたからだ-この親切の輪について書いた。実は小5の時にも同コンクールで入選したことのある小野さん。「今回は優秀賞で驚きました。先生が知らせを持ってきてくれたとき、周りの友だちも喜んでくれてうれしかった」と笑顔を見せる。
齋藤さんの題名は「しんせつはえがおのまほう」。校庭で泥遊びをした後、忘れ物がないか確認しに行ったら、友だちが埋めきれなかった穴に落ちてしまった。友だちと二人で泥をきれいに洗ってあげたら泣いてた友だちは笑顔になり、自分もうれしくなった-という体験を書いた。「入選は、自分自身でもとてもびっくりしました。この出来事がなかったらこの作文は書けなかったので、とても大切な思い出です」と話した。
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