感謝の気持ちで茶筅供養 秦野茶道協会が大用寺で
秦野茶道協会(吉岡榮子会長)が3月19日、30年目となる茶筅(ちゃせん)供養を大用寺で行った。
当日は同会役員ら20人のほか、小田原市や都内など市外からも30人以上が参加した。10年の節目毎に、その10年の間に亡くなった人への供養のお茶立ても行う同会の茶筅供養。30回目となる今年は、昨年の東日本大震災で亡くなった人への冥福も祈られた。
茶筅供養は、針供養や筆供養と同様、道具への感謝の気持ちを込めて行うもの。年に一度、使い古した茶筅、壊れてしまった茶筅などを持ち寄り、感謝とより一層の精進の気持ちを込めて炊き上げる。
成り立ちにおいて禅宗と深く関わる茶道。同協会でも30年前に曹洞宗の禅寺である大用寺に茶筅塚を建立した。以前は建立した7月に、現在はお彼岸に合わせ3月に行っている。
吉岡さんは「茶筅供養は、茶道の基本である感謝の心と、お茶を通しての人の繋がりを振り返るかけがえのない場。今年当会は60周年を迎え、5月には記念のお茶会を予定しております。これも皆様のおかげ。今後も繋がりを大切にしていきたい」と話した。
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