生徒に装備を見せる遭難救助隊員
北中学校（牛田洋史校長）の１年生ら１５０人が21日、北公民館で市丹沢遭難対策協議会による山岳特別教室に初めて参加した。
この特別教室は、市の観光資源でもある丹沢の自然や登山への理解を、若い世代に深めてもらおうと企画。これまでには、全校登山を行っている西中学校で２回開催しており、今回は、丹沢のふもとに位置する北中学校に呼びかけた。
当日は、秦野ビジターセンターの指導員が、表丹沢の四季折々の自然や動植物、登山の基礎知識などについて、画像をスクリーンに映しながら講義を行った。また、秦野警察署山岳遭難救助隊員が生徒たちの前で実際に装備を身に付けながら、遭難事故の実態や山の歩き方を伝えた。
同協議会事務局の市商工観光課では、「西中や北中以外の学校でも、表丹沢の理解を高める取組みを進めていきたい」と話した。
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