上地区乗合自動車「行け行けぼくらのかみちゃん号」が6月1日から、小学生が利用しやすいように小児運賃(全区間100円)を導入した。さらに、定時性・速達性の向上を図るために、ダイヤ改正が行われた。
今回のダイヤ改正では、乗車人数の少ない便の運転見合わせや、最終便の終着地変更等が行われた。また、乗車人数が多く同一時間帯に2台連なって運行していた便は、10分ずらして1台ずつの運行とした。市担当課では「分散乗車のご協力をお願いしたい」と話している。ルート全体では1便減り、37便が運行している。
かみちゃん号は、上地区を走るバス路線が昨年9月末で廃止されたことをうけ同年10月から、実施主体の上地区公共交通協議会が運行事業者の(株)愛鶴に運行委託をして実証運行をしている乗合自動車。湯の沢線、みくるべ線、柳川・八沢線の3ルートがあり、平日の午前5時55分から午後8時19分まで運行している。1便あたりの平均乗車人数は、3・1人。3月末までに1万4258人が利用している。
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