立花屋にタイから留学生 ペラッタナクン・ションラコンさん
四ツ角にある立花屋茶舗に、タイ・バンコクの高校生、ペラッタナクン・ションラコンさん(17歳)がホームステイしている。
日本の文化を学ぶため、ションラコンさんが来日したのは今年2月。留学先の伊志田高校には寮がなく、1年間のステイ先を探していた。秦野中ロータリークラブの活動などでホームステイ受け入れを経験していた、立花屋店主の梶山欣哉さんに友人を通じて打診があり、約半年間、8月中頃まで受け入れることとなった。
現在伊志田高校へ2年生として通う。「日本の文化が大好き」で、タイの学校で日本文化のサークルに入っている。特に戦国武将が好きで、同校では剣道部で汗を流している。「日本語の表現は単語や意味が複雑で難しい。でも面白いです。友達もできて毎日が楽しい」と丁寧な発音で話す。
立花屋さんでの愛称は「インちゃん」。中国人の父親を持つションラコンさんの中国名とタイの歌手の名前が由来だという。ションラコンさんは立花屋の梶山夫妻を「お父さん、お母さん」と呼ぶ。ションラコンさんの「一番楽しい時間」は、自分が入れたお茶を皆で飲みながら梶山夫妻とおしゃべりする時だという。「インちゃんはとてもまじめで良い子ですよ」「インのお茶は、心がこもっていてすごく美味しいんです」と話す梶山夫妻と照れ笑いするションラコンさんは、実際の親子のようだ。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>