農家が作った弁当を試食 農業フォーラム
市の農業に対する取り組みを周知啓発する「はだの都市農業フォーラム2013」が1月25日、JAはだの本所で開催された。
この日は一般参加者や生産者、来賓を含め約75人が来場。市が今年度から展開を始めた、優れた品質の秦野産農産物にシンボルマークを表示して地産地消を促進する「農産物ブランド化推進事業」や「地産地消推進事業」などについて、市民や農業関係者などが意見を交換した。
また、東京農業大学で講師を務める宮田正信氏を招き、講演会「日本の果物は芸術品〜農産物ブランド化のこれから〜」を開催。参加者らは数種類のイチゴや柑橘類を実際に味わいながら、日本の果物が栽培環境の悪さを品種と技術力で克服している現状などの説明に聞き入っていた。
講演後に参加者らは、地場野菜を使った料理で農産物の推進を行う市内農家の団体「秦野の農村レストラン実行委員会」が作った「地産地消弁当」を試食。来場者は「地元のお母さんが作った弁当は、ほっとする味わいだった。落花生コロッケなど秦野の名産も入っていて大変おいしかった」と話した。はだの都市農業支援センターは「今後も様々な取り組みを続け、秦野市が取り組む地産地消をもっと市民に関心を持ってもらいたい」と話した。
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