生活衛生協会 「心のサイン見逃さず」 ゲートキーパー講習
秦野・伊勢原生活衛生協会(御囲富義会長)主催の経営講習会「ゲートキーパー講習」が2月5日、秦野商工会議所で行われた。当日は、同協会を構成する理容組合、美容組合の会員86人が参加。講師には秦野保健福祉事務所の石井健二氏を迎えた。
ゲートキーパーとは、内閣府が自殺対策として推進している事業で、自殺のリスクを持つ人を早期発見し、支援機関につなぐ役割を持つサポーターのこと。石井氏は、理・美容室は定期的に利用されることから客の変化に気づきやすく、また自然に話を聞くこともできる職業であることを説明。自殺に対する基礎知識や気づきのポイント、傾聴などについて話した。「問題を抱えている人がいる事を心にとめておくだけでも、対応は変わると思います。あれ、と思ったら相談機関などを紹介してもらえれば」と石井氏。御囲会長は「自殺をするという不幸な方が本当に多い。協会として、積極的に進めていきたいと思います」と話した。
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