PM2.5測定局設置へ 夏ごろ市内2カ所に
神奈川県は大気汚染物質PM2・5(微小粒子状物質)の濃度監視のため増設している測定局について、来年度、秦野市にも2カ所設置すると発表した。設置事業費は県の2013年度予算案の中に計上されており、25日まで開会中の県議会で可決されれば、今年夏ごろに設置されることになる。
深刻化する中国の大気汚染問題で現在話題となっているこのPM2・5は、大気中に浮遊する非常に小さい粒子のこと。肺の奥に入りやすいため、呼吸系や循環器系への影響が懸念されている。
県は、午前5時から7時までの1時間あたりの平均値が85マイクロメートル/㎥を超えた場合に注意喚起を行うことにしており、ホームページなどで情報を公開している。現在、県内各地に測定局を増設しており、来年度には新たに秦野市、厚木市、寒川町、山北町で計6カ所を整備する予定。秦野市内には、市役所と本町四ツ角付近にある県自動車排出ガス測定局の2カ所に設置されるという。
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