西地区社協 高齢者支援相談所を開設 「共助」で運営
西地区社会福祉協議会(高橋廣行会長)が高齢者支援の相談所(沼代新町2の20)を開設し、4月4日、開所式を行った。同所には西地区高齢者支援センターの社会福祉士等が毎月第1、第3木曜の午前9時30分から正午までの間、出張し、高齢者やその家族からの相談を受け付けるという。
家賃など設備費に公助はなく、西地区社協の組合費等で全てをまかなう共助の形で実現させたという。
同相談所は西公民館横の民家。10数年前から同社協が事務所として賃借していたが、これまでイベントの物資を置く倉庫として使われてきた。「倉庫にしておくのはもったいない」、「地区社協の拠点を」という意見が同社協内であり、昨年8月から同地区社協の高橋民雄さん(72)が事務所として使えるよう掃除を始め、開所を迎えた。
西地区高齢者支援センターは介護老人福祉施設菖蒲荘内(三廻部)にあり、上地区や渋沢駅周辺の住民には遠く感じられていたという。西公民館横に相談所を開設したことにより、周辺の西地区や上地区の住民には利便性が向上した。高橋会長は「ゆくゆくは人が集まってお茶でも飲みながら話ができるサロン的な場所にしたい」と抱負を話した。
相談所には電話がないため、問い合わせは同支援センター(菖蒲荘内)【電話】0463・88・5102((月)〜(金)・午前9時〜午後5時)へ。
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