地元に根ざした剣道場 40年の歴史に幕
南矢名にある道場「武道学園」(生徒数25人)が、建物の老朽化にともない閉鎖されることになり、7月27日に最後の練習を行った。この日は練習の後に、建物内で「お別れ会」を開き、参加者が互いをねぎらった。
同道場は1974年に設立され、およそ40年間、剣道を中心に合気道や太極拳を指導。累計1000人に上る生徒が教えを受け、数多くの市や県の大会で入賞者を輩出してきた。稽古の前には毎回「学園生信条」を全員で唱和し、「武道を通して強い精神と体力を養う」を合言葉に、稽古を重ねてきた。
子どもから大人まで幅広い年齢の生徒が通い、地元の道場として長い間親しまれてきた同道場。今後は関係者らの尽力によって、鶴巻中学校の格技場に場所を移し、「秀宣館」の名称で新しくスタートさせることが決まった。
32年間指導してきた長野邦彦5段(72)は、「閉鎖されるのは寂しい。しかし、日々剣を交えた多くの仲間たちや、秀宣館の立ち上げに協力してくれた関係者に感謝している」と話した。
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