後藤カネさん(菩提在住) 金魚ねぷた50個を寄贈 たばこ祭で配布
「子どもたちの喜ぶ顔を見るのが本当に嬉しくて」。そう話すのは、毎年たばこ祭近くになると「金魚ねぷた」を手づくりし、近隣の福祉施設や幼稚園、市に寄贈している後藤カネさん(88・菩提在住)。今年も約50個の金魚ねぷたを市商工観光課に届けた。
後藤さんは東京都蒲田の出身。結婚を機に青森県弘前市に移り住み、そこで金魚ねぷたと出会った。
同市には、国の重要無形民俗文化財に指定されている弘前ねぷたがあった。この祭りに花を添えるため、入会していた婦人会メンバーで何百個、何千個という金魚ねぷたを作り、子どもたちに配っていたという。「渡した時の子どもたちの嬉しそうな顔が忘れられない」と後藤さん。
今から8年ほど前、息子が暮らす秦野市に引っ越してきた。青森ねぶたが秦野たばこ祭で披露されることを知った後藤さんは、「可愛らしい金魚ねぷたを知ってもらいたい」と制作を開始。それ以来、毎年寄贈を続けている。今年は100個を作り、半分を近所に、半分を市に寄贈した。
後藤さんによると、1つ完成させるのに1時間から2時間かかるという。折り紙と半紙を使い金魚の形を作り、持ちやすいように竹串に糸で巻きつける。「今年も子どもたちが喜んでくれるといいわ」と後藤さんは嬉しそうに話した。
金魚ねぷたは、秦野たばこ祭1日目の28日(土)、午後6時から7時30分に予定している青森ねぶたで、跳人たちが沿道にいる子どもたちを対象に配布する。
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