秦野名水の利活用に指針 新規井戸設置の許可へ
秦野市は1月23日、全国初となる地下水の利活用指針を策定した。
水道水源の約75%を地下水で賄う同市は地下水を共有財産として位置づけ、地下水総合保全管理計画に基づき水量・質の保全に努めてきた。2011年、同計画の改定に伴い見直しを実施。長年に渡り水位は安定していることから、保全だけでなく利活用を行う方針に転換したという。
今回策定された「秦野名水の利活用指針」は水収入に影響を与えない範囲で地下水の有効活用を図る判断基準をまとめたもの。現在、新規の井戸設置は秦野市地下水保全条例で原則禁止されている。しかし同指針の策定で、今後は用途・使用量、水質、普及効果の3つの評価軸で優先度が高いと判断されたものは新規設置が認められるようになる。
「基準を公にすることで公平な評価ができ、また秦野名水をアピールできるのでは」と市環境保全課。井戸の新規設置許可基準については来年度中に策定し、運用を図っていく予定だ。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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