インフル猛威 「警報レベル」超え
秦野市と伊勢原市を管轄区域とする県秦野保健福祉事務所は2月7日、5週(1月27日から2月2日)に管内の定点医療機関(10医院)から報告されたインフルエンザの患者数が平均35・40人に達したと発表した。警報発令基準となる30人を今シーズン初めて突破し、同日、大流行の恐れを示す警報を発令した。
流行の度合は、その週の報告数を医療機関数で割った値が目安となり、注意報は10人、警報は30人以上の場合に出される。
同週で警報レベルを超えているのは、県内12カ所の保健所管内地域で、厚木管内の平均84・76人が最多だ。注意報は三崎と足柄上の2カ所。
インフルエンザの症状は、「突然の発熱、頭痛、倦怠感、筋関節痛」後に「咳や鼻汁」が現れるという。同事務所では、「手洗いやうがいで予防に努め、兆候があれば早めに医療機関の受診を」と呼びかけている。
幼小中17校で学級閉鎖
学級の3分の1の欠席を目安に学級閉鎖を検討することにしている市教育委員会。1月20日に今季初めて北小の1年4組が学級閉鎖となり、それ以後、インフルエンザなどによる欠席者が増え2月10日現在、市内の2幼稚園、12小学校、3中学校で学級閉鎖(全46クラス)の措置が取られた。また、北小2年は、児童119人のうち32人がインフルエンザと診断され、1月29日から31日に学年閉鎖となった。
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