地震への備え学んで 生活衛生協会が講習会
秦野市と伊勢原市の理容組合、美容組合の会員からなる秦野・伊勢原生活衛生協会(御囲富義会長)が2月4日、秦野商工会議所で経営者講習会を行った。今年は会員ら63人が参加。秦野市地域防災相談員、防災課職員を講師に招き、「防災に備えて(自助・公助・共助)」をテーマに開催された。
講習でははじめに相談員が、家具の転倒防止、水・食料の備蓄、防災トイレの3点について、備えをしているかを質問。「この3つを全て備えている人が前に講習をした時、一人だけいましたが、その方は阪神・淡路大震災の経験者でした」と話し、備えの重要性について話した。また、秦野・伊勢原地区で想定される地震の説明や、7割を占めると言われる「自助」について話し、「地震が今起きたら、と常に考えて行動してほしい。皆さんの場合、お客さんの髪を切っているときにどうするか、カミソリを持っていたらどうするか、家具は転倒しないかなどを考えるようにすれば、いざという時に動ける」と意識化を呼びかけた。
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