子どもの図書館利用状況 市内児童の約36%が登録
こどもの読書週間(4月19日〜5月11日)に合わせ、秦野市立図書館に児童の利用状況を取材した。
図書館カードの登録者総数は4万7282人(2012年度集計)で秦野市の人口の約28%。このうち0歳〜12歳の「児童」の登録者は6573人(同)で同年齢全体の約36%。児童の年度別新規登録者人数は、平均で約1200人だ。
児童図書貸出トップ「かいけつゾロリ」
2013年度、同館と市立公民館図書室の集計で最も貸し出しが多かった本は「かいけつゾロリ」シリーズ(ポプラ社/原ゆたか著)。1987年に第1作が発表されて以来、現在も刊行され、最新作は54作目。図書館では「一冊完結で、前後をあまり気にせずに読めることも貸し出し数を伸ばす一因」と話す。
長年読まれ続けている「ぐりとぐらのえんそく」(ポプラ社/中川李枝子著)、映画化もされた「かいじゅうたちのいるところ」(ポプラ社/モーリス・センダック著)、「どろんこハリー」(静山社/ジーン・ジオン著)などの絵本は、子どもに読み聞かせるため、保護者が手に取るケースが多いという。また、昨年行われた全国報徳サミット秦野市大会の関連で、児童書「二宮金次郎」(ポプラ社/三上修平著)も貸し出し数を伸ばした。
本の貸し出しに必要な図書館カードは市立図書館で発行できる。希望者は身分証明書を持参の上、所定の用紙に記入すれば即日発行される。利用者登録ができるのは秦野市内に在住、在学、在勤者。子どもの場合は親が同伴か、子どもだけで作成する場合は自分宛てに届いた郵便物(年賀状等)など、住所と氏名が確認できるものを持参する。1回の貸し出しは本、雑誌等8冊とCD等2点の計10点。貸出期間は原則2週間となっている。休館日は原則毎週月曜日。
問い合わせは同館【電話】0463・81・7012へ。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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