茶摘みピーク 高梨茶園が全国へ出品
今年度の新茶の収穫がピークを迎え、秦野市内の茶農家も作業に勤しんでいる。今年は大雪の影響もあり、生産者からは例年と比べてやや生育に遅れが見られるという声も聞かれていた。摘採後は、揉捻や乾燥などの工程を経て、2日程で出荷される。
高梨茶園(高梨孝代表・菩提)では、8月に開催される全国茶品評会へ出品が決まり、準備が進んでいる。同会は玉露やかぶせ茶など、各部門に全国の生産者が自慢の茶を出品し審査が行われる。同園は普通煎茶(10kg)の部に出品。この部門は機械によって摘採されたものに限られている。
同園は2013年に同大会の普通煎茶(4kg)の部で3等を受賞。この結果を受け、神奈川県からの10kgの部出品枠が1点という中、同園が選ばれたという。県からの機械摘み10kgの部への出品は初めて。4kgの部の際は手摘みだったため、出品決定後に機械に合った茶園作りに力を入れたという。高梨代表は「ライバルがひしめき合う機械の部に挑戦したいと思っていた。技術はまだまだだが、挑戦するからには上位を目指したい」と意気込んだ。
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