○…新たな年が幕を開けた。団らんのひと時、雑煮やおせちを囲みながら弊紙をご覧いただいているご家庭も多いだろう。今年1年が皆様にとって安泰で災害の無い平和な年となることを願ってやまない。
○…秦野市は本日、市制施行60周年を迎えた。地方創生が叫ばれ自助自立が問われる今、飛躍の年としたい。しかし現状は近隣に比べ出遅れ感が否めない。県内各地で様々なプロジェクトが推進される中、秦野だけが空白地になっていることへの焦燥からだ。
○…京浜地区はライフイノベーションの分野で、相模原・厚木など県央地区を中心としたエリアではロボット産業の分野で国家戦略特区に指定され、取り組みが進む。また昨年は「未病を治す」をテーマに小田原、南足柄など県西地区で活性化プロジェクトが立ち上がった。さらに県は、横浜、箱根、鎌倉に次ぐ第四の観光地発掘を目指しコンペを実施。三浦半島の城ヶ島、大磯、伊勢原を選んだ。
秦野は豊かな自然、水に恵まれ、桜スポットや登山ブームなど潜在力は高い。アクセスにも恵まれる。秦野の持っている可能性を引きだし、広く発信することで産業や観光活性化につなげなければならない。
○…今年は選挙イヤーである。春の県議選には3人が出馬を表明し8年ぶりの選挙となる見込みだ。また夏の市議選は定数が2減となる中、意欲を示す新人の名前も聞かれ、激戦の様相である。投票率低下に歯止めをかけたい。
しかし政治に任せきりではダメだ。民の力がまちの活性化には欠かせない。例えば若手経済人の団体(公・社)秦野青年会議所では、ヤビツ峠が自転車愛好家のメッカとなっていることから、「サイクルシティ構想」を提唱し、全国の愛好家が集う自転車レース開催を目指しているという。こうした民の動きがさらに芽生え、加速することを期待したい。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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