秦野市立大根公民館で2月13日(金)の午前10時から「なでしこ劇場」で人形劇が行われる。出演は「黒田隆子と仲間の会」だ。
同会会員は現在5人。準備、演技、小道具での演出など、5人だけで行う。黒田隆子さん(75・南矢名)は市内の公民館や幼稚園を中心に人形劇を公演、毎年海の日(7月20日)に市文化会館で行われるサマーシアターでも舞台に立つ。
始まりは25年程前、市内在住の人形師・下園功氏の腹話術教室に通い始めたこと。1988年には秦野市で行われた国際人形劇フェスティバルで公演、国民文化祭では物語を覚え自分の言葉で話す「語り」で出演した経歴も持つ。
13日は「差別」をテーマにした鬼の子どもとの話「春よ来い!」と、観覧者参加型の「おきゃくさんだあれ」の2作を披露。下園氏による温かみ溢れる人形で演じる作品に込められたメッセージは、押し付けるのではなく、「目に見えないものを感じ、自分で決断していく子どもになってほしい」と思いを語る。
人形劇に真摯に向き合う一方、活動の根幹は「何より子どもが好き。子どもの喜ぶ笑顔を見るのが楽しみ」というシンプルで純粋な理由。現在では南京玉すだれ、マジックなどの多彩なレパートリーで、観る者を釘付けにする「語りおばあちゃん」だ。
また、未就学児と保護者を対象に公民館で行っている、「劇あそび」ではイメージを育て、身体を使い言葉でも表現することを親子に体験してもらう。「私は人形と一緒に子どもたちの中で生かされているんです」と子どもに見せる柔らかな笑顔を見せた。
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