秦野市運動公園陸上競技場のトラックで息を弾ませ疾走する若者にまじり、黙々と走り続ける高橋文雄さん(80・秦野運動公園アスレチッククラブ)。
トレーニングは3日に1回程度。「1週間も空けると身体をもとに戻すのが大変だよ」と笑顔を見せる。高校卒業後、青年団に入ってから本格的に始めたというやや遅めの陸上競技も、いまや夏は短距離、冬は長距離と生活の一部だ。
昨年26回目の諏訪湖マラソン(長野県)や同じく10回を向かえたはだの丹沢水無川マラソンは、ともに全大会にエントリー。
2014年11月1日の神奈川マスターズ陸上選手権(大和スポーツセンター陸上競技場)では80歳〜84歳の部で200m(46秒79)、400m(1分52秒51)、800m(4分42秒13)の3種目で県内登録者1位の成績を収めた。
3月1日、グランドホテル神奈中で開かれた高橋さんのマスターズ優勝を祝う会には、陸上仲間など120人が駆け付けた。「陸上の魅力は目標に向かい挑戦できること。まだ記録は伸びると思っているよ」と、またトラックを走り出した。
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