秦野市内の小中学校で教頭などを務めた柏木正巳さん(61・曲松在住)が、4月から米国シカゴ日本人学校に教頭として赴任する。赴任期間は2年間。
柏木さんは、1976年に母校の西中学校に赴任し、昨年3月に東小学校で教頭として定年を迎えるまで40年近く学校教育に携わってきた。
日本人学校への赴任はインドネシアのジャカルタ校(1988年度〜90年度)に続いて2回目。今回は、定年後の教員の豊富な経験を活用する、文部科学省の在外教育施設シニア派遣教員の公募に手を挙げた。
シカゴ日本人学校は児童生徒数が約180人。教頭の職務は校長をサポートしながら、児童生徒の転入出手続き、入学前の保護者とのメールのやり取りなど幅広い。柏木さんは4月8日の飛行機で現地へ立ち、到着日の午後に職員会議、翌日には入学式と多忙なスケジュールがすでに控える。
家族を残しての単身渡米。料理はほとんどしないといい「学校が給食ではなくお弁当なんですよ。食事が不安ですね」と苦笑い。「とにかく仕事を頑張って、子どもたちをサポートしたい」。穏やかな表情にも強い決意がにじむ。
2人の娘が4月から、市内小学校でそれぞれ新任教師として教壇に立つ。「同じ道を選んでくれたことは嬉しい。子どもたちに夢を持って生きることを教えて欲しい」とエールを送り、自身もまた新たな挑戦への一歩を踏み出す。
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