「輪」で地域を明るく
▽一方に偏らず「公平なものの見方をするところがある」と自己分析。若い世代が多いクラブで、新しい考えと古くからのメンバーの伝統的な価値観。双方の声に耳を傾けながら親睦を深め、「会の輪」を中心に活動を展開する方針だ。
▽秦野市出身。高校卒業後、大手自動車部品メーカーに就職したが「たとえ苦労しても、自分自身の力で頑張りたい」と26歳で電子部品製造会社を立ち上げた。「家内も一緒に部品を作ってくれた。当時は1人10役だよ」。売上から経費を引くと、自身の給料分が残らないことも珍しくなかった。今年で会社は46年目。人材サービスなど事業の多角化も軌道に乗り、従業員数は300人を超える。社長を長男に譲り、「こうして社会奉仕できる立場になれたのは幸せなこと」と、これまでの苦労を振り返りながら目を細める。
▽新年度のテーマは「みんなで社会の役に立つことをしよう」。新規事業では、みんなが認める市民の善行に、ロータリークラブから感謝状と表彰状贈呈する計画もある。「一人ひとりの力がまとまれば、地域を明るく照らす奉仕活動ができるはず」とほほ笑む。
秦野版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>