仏の笑みに溢れる情熱
▽5年後のクラブ60周年を見据え、今年度は活動の改善を図り、奉仕・親睦・出席・スマイル・公共イメージの10%向上を目指す「テンアップ」を合言葉に掲げた。来年度のガバナー輩出や地区大会の準備にも追われる1年になるが「福祉や国際協力の場で一緒に汗をかく活動をしていきたい」と語る。
▽栃木県の野山で自然に囲まれて育った。高校時代に始めた柔道で腕を見込まれ、特待生として東京の大学に進学。稽古は厳しく、気絶したこともしばしば。立派な体躯と情熱は当時鍛えあげられた。中学校の教員として秦野に赴任。温和な面持ちと叱る時の厳しさから教師時代のあだ名は「鬼の江崎、仏の江崎」。中学校で校長も務めた。退職した今でも、交流が続く教え子もいるという。
▽「年上の人がいる場というのは良い意味で背筋が伸びる想いがします」。奉仕を通じて自らの成長になれば、と加入した同クラブでは、学校とは違う緊張感を味わった。「学校では地域の方を始め、様々な人にお世話になった。その頃の恩返しのつもりで、これからも奉仕活動をしていきたい」と仏の顔で微笑んだ。
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