秦野市が主催する秦野市障害者スポーツフェスティバルが、9月23日に市中央運動公園陸上競技場で開催された。
障害がある人に気軽に楽しめるスポーツがあることを知ってもらい、習い事や大会など社会参加の機会を増やすことが目的。3回目の今年は186人が参加した。同競技場は昨年、周辺園路の改修や障害者用のトイレが設置されたことから、例年総合体育館で行われていた大会を、今年は初めて屋外で開催した。
おそろいの記念Tシャツを着た参加者らは、フライングディスクをゴール向かって投げるアキュラシーや、安全性の高いロケット型の槍投げ競技ジャベリックスローなど様々なスポーツを体験した。
同イベントは毎年、活躍している障害者スポーツの選手をゲストに招いており、今年は車椅子バスケットボールの根木慎志選手が来場した。根木選手はシドニーパラリンピックで日本代表チームのキャプテンも務め、「スポーツを通して参加者同士が友達になってもらいたい」と話し、スポーツの魅力を伝えた。
参加者からは「フライングディスクが面白かった」「来年も参加したい」という声が聞かれた。市障害福祉課は「多くの人に障害者スポーツを楽しんでもらい、東京パラリンピックに秦野の選手を輩出できたら嬉しい」と話した。
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