和歌山県で9月29日・30日に行われた国体に出場した秦野高校ソフトテニス部の松元康希君(2年)。ダブルス2戦、シングルス1戦からなる団体戦でシングルス選手として出場した。県としての成績は7位だったが、兵庫、北海道、山形、大阪、鹿児島とシングルス5戦のうち、松元君はその全試合で勝ち星を飾った。
北海道代表の選手は恵まれた手足からリーチが長く、決まると思った球も決まらず、マッチポイントを取られ追い込まれた場面もあった。また、大阪代表はインターハイで優勝した実力者が相手。それでも、自分より格上の選手を相手に全試合勝ちをもぎ取った要因として「最後まで集中力を切らさなかった」と冷静に自己分析する。
これまではダブルスを主としていたが、6月に行われたハイスクールジャパンカップでシングルスを始めた。同カップでは堂々の全国ベスト8の成績を残している。加えて、国体での成功体験を踏まえ「格上に勝ったことで自信がついた。シングルスで上を目指したいと思った」と力を込める。さらに、「もっと上にという気持ちと、自分にできることがもっとある」という可能性を見い出した。
収穫多き国体を経験し、また1つ成長。10月末には新人戦を控えている。松元君は「国体と同じように自信を持ち、ペアとしっかり1本取ってきたい」と闘志を燃やす。
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