自治会連合会や地元企業、JAはだの、秦野警察署、神奈川県、秦野市などで組織される「秦野地区不法投棄防止キャンペーン事業実行委員会は10月30日、ヤビツ峠へ向かう県道秦野清川線の途中にある菜の花台駐車場とその周辺で、不法投棄物の撤去作業を実施した。
この作業は1994年度から毎年実施されている。主催者は「不法投棄は地域の美観を損なうだけでなく、放置すれば新たな不法投棄を呼び込むことになるので、発見次第速やかな撤去が必要だ」とキャンペーンの必要性について話す。また、自治会など地域を巻き込むことにより、不法投棄に対する市民の理解を深めることを目的としている。
この日は33人が参加。手分けをして作業にあたり、可燃ごみ約140kg、不燃ごみ・粗大ごみ約230kgを回収した。市環境資源対策課は「ペットボトルや空き缶などが多かったが、山奥だけに大きなものも運び込んで投棄したケースもあり、今回も自動車のバンパーやパソコンなどが発見された」と話す。
同課では「市内の美観を保つため、今後もこうした取り組みを年間数回程度、計画的に実施していきたい」としている。
秦野版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>