秦野市 若手職員が政策提言 人材育成研修のまとめ
秦野市は、若手職員育成を目的とした研修「次世代育成アカデミー」の一環として市文化会館小ホールで2月17日、受講生による政策提言の発表会を行った。
同研修は、数年後に控える管理職の大量退職に備えた知識や経験の継承を目指し、次世代の管理職員を養成する目的で今年度初めて実施された。受講生は市役所内各部署から推薦や志願によって集まった、30代半ばから40代前半の16人。昨年6月にスタートし、外部講師や庁内職員による講義やグループごとの研究活動を行うなど研修を重ねてきた。
政策提言の発表テーマは「『秦野市からの地方創生』〜人口減少時代における秦野市への提言〜」。市職員や一般市民約220人が聴講し、講評者には古谷義幸秦野市長や経済学などの専門家を迎えた。
4グループは、2020年に開通予定の新東名高速道路秦野サービスエリア(仮称)のスマートインターチェンジの活用方法や、人口減少社会におけるまちづくり、子育て支援施策を発表した。
「秦野SAスマートインターチェンジを活かした地域活性化 〜いかに人を集める『化(か)』〜」と題して発表したグループは、スマートインターチェンジを他市町村にはないチャンスとして、表丹沢などの観光資源を活用したアウトドアスポーツ等のニューツーリズムを提案。講評者からは「コンセプトをもっと絞った方がいいが、期待ができる提案だと思う」など、批評を受けた。
発表会終了後、受講生は「市長や講評の先生方から熱いご意見をもらい、通常の研修では味わえない新鮮かつ厳しい貴重な経験をした」と感想を述べた。
同研修を担当する市人事課は、「この研修を管理職員への登竜門と位置づけ、今後も実施したいと考えている」と話した。
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