手のひらサイズの青々とした球体。「気軽に四季を楽しむことができるのが魅力です」と話すのは、苔玉作家の幸加木(こうかき)菊恵さん(秦野市菩提在住・36)。苔を根付かせた土で植物を育てる苔玉を、一つひとつ手作りしている。
手作りの温もりを感じてほしいと、材料は塗料などを用いず自然素材のみ。器は全て色や形など植物に合わせてオーダーメイドだ。ミニ盆栽も制作しており、作業場には小ぶりながら個性豊かな作品が並んでいる。「セオリーにとらわれず、自由な発想で仕立てています」とにっこり。都内や地域のイベントなどで苔玉作りのワークショップも行っており、「身近に緑を感じてもらえたら」と微笑んだ。
出身は鹿児島県。父親が植木職人だったため、幼少期から植物に触れて育った。東京で広告代理店に就職したが、忙しい毎日の中で自然の癒しに魅かれ、33歳の時に苔玉作りを始めた。結婚後に夫の実家がある秦野へ引っ越し、今では子育てをしながら親戚宅の庭を借りて制作活動に励んでいる。
地域イベントで出店も
7月は17日(日)に大磯港(大磯町大磯1398の6)で開催する大磯市と、23日(土)に上府中公園(小田原市東大友113)で開催するカミイチに出店する予定。
作品はHP「緑庵―midorian―」【URL】http://www.midorian.comで販売している。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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