岩手県で開催された第71回国民体育大会2016で、少年女子B100m平泳ぎ決勝が9月11日に行われ、神奈川県代表として出場した西中学校3年生の吉田杏子(あんず)さんが3位入賞した。この種目には各都道府県代表の中学3年生と高校1年生22人が出場。1・2位は高校生だった。
幼い頃からスイミングクラブに通っているが「国体に出場できるとは思っていなかった」と吉田さん。昨年12月に参加し始めた県の強化合宿をきっかけに、陸上トレーニングや食事の方法、レース前の心理面について学ぶ中でタイムが伸び始め、7月に行われた国体の県予選会で代表に抜擢された。その後なかなかベストタイムが出なかったが、国体直前の代表合宿で、高校生や実力者から刺激を受けながら調子を上げていったという。
そして臨んだ今大会。吉田さんは前半から積極的に飛ばす、いつも通りのレースプランを展開。決勝では1分10秒60を記録し、自己ベストを更新した。「後半少しバテていたけれど、前半からしっかりいけたのがよかった」と振り返った。
国体後はシーズンオフに入るが、吉田さんは「今から体力を付けて、フォームを見直したい」と、既に来シーズンを見据えている。
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