秦野市立大根中学校で3月16日、2年生を対象とした「命と仕事の講演会」が開催された。キャリア教育の一環として行われた講演のテーマは「命の大切さ〜本気で生きる〜」。講師として招かれた平川翔さん(29)は、長野県諏訪市在住。脳が萎縮する原因不明の病気に侵され、28歳の時に「余命7年、35歳までの命です」と宣告を受けた。
小学生の頃からバレーボールを始めた平川さん。強豪校の岡谷工業高校に進学するものの、体調不良により競技を断念。高校卒業後、バレーボールの指導者として再スタートした。居酒屋でアルバイトの傍らアスリートのサポートができるスポーツ整体に携わろうと資格を取得。念願の整体院を開院させた。
そんな矢先「記憶が全くない」ことが起こるようになり、病院を受診した結果、病気が判明した。「自分は何のために生まれてきたのか?」「何に命を使えばいいのか?」という究極の問いかけに向かい合いながら、日々を精一杯働く平川さん。集まった生徒たちを前に「自分が好きなことに思いっきりチャレンジして欲しい」と訴え、生徒たちは真剣な表情で平川さんの話に耳を傾けていた。
講演後生徒たちからは「一日一日を大切にして、出会った人に感謝するということをあらためて学んだ」「命の大切さに気付かされた。余命宣告されても前向きにやりたいことをして生きていくという気持ちがすごいと思った」などといった感想が聞かれた。
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