連日、最高気温が30度を超える真夏日が続き、時には35度を超える日も出ている。今の季節、発生しやすいのが熱中症。秦野市でも救急搬送が急増しており、秦野市消防本部では注意と予防を呼びかけている。
市消防本部によると昨年の熱中症救急搬送者数は69人。例年7月・8月に多く発生している。今年に入ってからはすでに26人発生しており、7月10日〜16日までの1週間で急増したという。「今後も気温の高い日が続くとみられ、注意が必要です」と職員は話す。
発生場所の内訳をみると、7月16日現在の熱中症救急搬送者数は屋内が11人、屋外が15人。屋内でも多く発生していることがわかる。
熱中症は気温が高い中で過ごすうちに、体の中の水分や塩分のバランスが崩れて体温が上昇したり、めまいや倦怠感、酷い時にはけいれんや意識不明に陥る病気。重症になれば死に至ることもある。炎天下で運動したりするときはもちろん、風通しの悪い室内でも水分や塩分をとらないことで熱中症になることもある。めまいや立ちくらみ、大量の汗をかくなどの症状が出た時は、涼しい場所に移動し、水分と塩分の補給を行うことが重要となる。またエアコンや扇風機などを使い室温が28度を超えないようにすることも対策になるという。
市消防本部では、自分で水が飲めない、脱力感や倦怠感が強くて動けない、意識がない、けいれんが出るなど緊急性が高い症状が出た時は「迷わず119番通報をしてほしい」と話している。
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