1月12日、寒空の下、秦野市内の各地で、伝統行事のどんど焼きが行われた。
戸川の八幡(はちまん)神社では戸川上自治会(細渕洋次会長)と戸川上獅子舞保存会(飯田孝次会長)によるどんど焼きが行われ、250人が訪れた。以前は自治会役員4人のみが住民を受け入れ、正月飾りを火にくべて団子を焼くだけだったが、8年ほど前から獅子舞保存会が自治会と協力し、自家製の野菜を持ち寄って豚汁を作ったり、餅付きをしたり、ビール、焼き芋などを振舞うようになると、多くの住民が参加するようになったという。
子どもたちにはお菓子やミカンなどが用意された。竹の節目をきれいに削り、団子焼きの棒を準備した獅子舞保存会の上村敬二さん(70)は「今では団子を焼いた後もすぐに帰らず、皆話を楽しんでいて交流する良い機会になっています。一人暮らしの高齢女性に焼いた団子を届ける人もいて、喜ばれています」と話す。
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