秦野市立西公民館で「ひな人形展」が開催されている。ロビーには「御殿飾り雛」や江戸期から明治期の内裏雛のほか、雛飾りの掛け軸が展示されている。
御殿飾りとは、京の御所・紫宸殿(ししんでん)になぞらえた館の中に一対の内裏びなを飾るもの。江戸時代後期以降、西日本を中心に広まったが高度経済成長期に関東の段飾りが普及するにつれ、姿を消していったという。その他、江戸中期の享保雛や江戸後期の古今雛、九州八女地方の雛人形などが飾られ、時代や地域によっての違いを見ることができる。「座り方や顔の作り等、その時代で様々。そこに注目してみてほしい」と同館担当者。展示は3月10日(日)まで。
秦野版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>