市民有志による丹沢の地ビールプロジェクトから生まれた「丹沢スペシャルペールエール・丹沢落花生ビール」のお披露目が、8月11日に開催されたワイルドトレイル丹沢で行われた。参加者や登山客、市民が訪れ、200杯が販売された。
山屋食品工業(株)の山本哲史さんが中心となり開発したクラフトビール。秦野の水と落花生をブルワリー(醸造所)に持ち込み、友人の桴谷(いかたに)泰之さんと仕込みを行った。
完成したビールはクセが少なく、ビターでキレのある仕上がりに。最後にほんのり香る落花生の香ばしい後味が、ほど良いアクセントを添えている。購入者の一人は、「クラフトビールによくある甘さやクセが苦手だけど、これは普通のビールに近くておいしい」と話した。
お披露目当日は、ビール造りを行った26Kブルワリー(東京都)の見木(けんもく)久夫さんも参加し販売。想定の1・5倍の量が売れたという。中には「その日は行けないけど、他にどこかで飲めないか」という問い合せもあり、8月16日に急遽、山本さんが運営するCafe SLOWでの販売も行った。
好評を受け、本格的な製品化に向け動き出すという山本さん。「そのための資金集めも必要なので、協力者を募り地元を盛り上げたい」と販売への意欲を見せた。
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