大山に夏の訪れを告げる伝統行事「夏山開き」が、7月27日に大山阿夫利神社下社境内の登拝門前で行われた。
かつて大山の登拝門は、夏山期間(7月27日から8月17日)以外は固く閉ざされ、山頂への登拝は禁止されていた。その後、規制が緩められ1965年に国定公園に指定されたことをきっかけに、年間を通して登山できるようになった。
門の鍵は江戸時代中期から日本橋小伝馬町の「お花講」が保管。現在もお花講の関係者が、27日に門を開ける儀式を続けている。
通常は60人ほどが参加するが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、11人に絞って儀式を実施。「さんげ、さんげ、六根清浄(ろっこんしょうじょう)」と唱えながら門へ向かい、同神社の神職によるお祓いを受けた後、門の鍵を開け、石段を上っていった。
講元の大野泰昭さん(68)は、「400年近く続く歴史を改めて考えさせられる年になった。儀式ができることへ感謝し、歴史を伝承していきたい」と話した。
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