莉愛さん(左)と優愛さん(右)
秦野市在住の吉浦優愛（ゆあ）さん（西中１年）と妹の莉愛（りあ）さん（西小５年）が所属する「あつぎオールスターズ」が、１月16日・17日に武蔵野の森総合スポーツプラザで行われた「第18回子どもチアリーディング大会」で好成績を収めた。
全国から出場者が集まる同大会。２人は「スピリッツ演技競技」に出場し、優愛さんは中学校部門で準優勝、莉愛さんは小学校高学年部門で優勝した。
大会では新型コロナの影響で１チームの人数が制限されたほか、演技中の距離感も決められ近づきすぎると減点になるなど様々な制約が課せられた。大半のチームが最大人数の８人編成で出場する中、優愛さんは５人チームでの出場。「人数が少ない分大きく動くように意識しました。５人でも準優勝できてうれしい」と話した。
見事優勝した莉愛さんは、「前の大会よりも腕の角度など、細かい動きを皆で合わせられた」という。今後に向けて「今年４月からは６年生になるので、チームの最高学年として頑張りたい」と意気込んだ。
中学校大会で優勝
さらに優愛さんは、１月31日に国立代々木競技場で開催された「第７回全日本中学校チアリーディング選手権大会」にもチームで出場。「スピリッツ演技競技ディビジョン２」の部門で優勝した。今大会では表現力が高く評価されたといい、「これからも上手なチームの動画を見て良いなと思うところをまねしていきたい」と話した。
今年は新型コロナの影響で練習にも大きな影響があった。普段使っていた体育館が使えなくなり、遠い場所まで通うことに。移動時間は長くなったが使用時間が短くなり、練習中もチームのメンバーとの距離の確保やマスク着用が必須になるなど苦労した。「マスクをしながら通しをするのは大変だった」というが、「今後の大会も良い成績がとれるように練習を頑張りたい」と２人は声を揃えた。
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