秦野市は4月15日から地球温暖化やヒートアイランド防止に向けて、「緑のカーテン事業」のためのゴーヤの種の配布を開始した。緑のカーテンとは、ツル性の植物などを窓の外や壁面に張ったネットなどに這わせ、カーテンのように覆うもので、自然の力を利用した省エネ対策として全国で実施されている。秦野市では、2050年に二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」を表明しており、2009年度からこの緑のカーテンに使うゴーヤの苗や種の配布を実施。これまでに苗をのべ2814株、種を1万700粒配布した。
今年度も1世帯あたり20粒程度を目安に、秦野市環境共生課(西庁舎1階)で配布。秦野市民対象で、配布無料。種がなくなり次第終了となる。
初の取り組みも
また、例年ゴーヤの配布を行っているが、なかには「芽が出なかった」「協力したいけど緑のカーテンを設置する場所に限りがある」といった意見もあったという。そこで、今年度から初めてゴーヤの里親制度を導入。ゴーヤを育てられる人を同時に募集する。
里親制度に応募した人にはゴーヤの種とポット(4ポットにつき20粒程度)が配布され、芽が出たら同課でポットを回収。うまく発芽しなかった世帯や、緑のカーテンの設置場所に余裕がある世帯など、希望者に配布される。
里親制度への参加も無料。同課で受け付ける(種がなくなり次第終了)。
問い合わせは同課【電話】0463・82・9618へ。
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