二宮町の藤巻寺から始まり、秦野市の太岳院までを巡拝する「相模新西国三十三観音」の12年に1度の御開帳が、4月16日から20日に行われた。最終日となる20日には、秦野市観光ボランティアの会によるガイドツアーも初めて実施された。
相模新西国三十三観音札所巡りは、1番札所となる二宮町の藤巻寺から始まり大磯町、二宮町を経て秦野市の30番札所・光西寺(下大槻)、31番札所・上宿観音堂(栄町)、32・33番札所の太岳院(今泉)まで巡拝する。元となった「相模三十三観音霊場」の起源は徳川吉宗の時代まで遡り、平塚市観光協会が「このまま埋もれさせてしまうのはもったいない」と、2012年に観光資源とするため掘り起こした。
当時の担当者が33カ所全てを回り、本とこれを簡略化したパンフレットを作成。各寺院に協力を求め完成記念の一斉巡礼を特別に実施しているが、従来の御開帳となる丑年が巡ってきたのは「相模新西国三十三観音」が掘り起こされてからは、今年が初めてとなった。
御開帳初日となる16日には、上宿観音堂で龍門寺住職による読経を実施。期間中は公開された秘仏を見るため、各札所に多くの人たちが訪れた。最終日となる20日には、平塚市土屋にある28番札所の正藏院から33番札所の太岳院までを巡る「相模新西国三十三観音霊場札所巡り」が行われ、秦野市観光ボランティアの会の案内のもと各寺院とその秘仏を見て回った。
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