秦野市立図書館では「メダカと学ぼう!命と環境の大切さ」を企画している。図書館で所定の本についている引換券でメダカをもらうことができるイベント。
これは同館の防火水槽でメダカが大量に繁殖してしまっていることから、注意喚起をするとともに、生き物の飼育や生態系について知ってもらうことを目的に企画された。本来生き物の飼育場所ではない防火水槽で、メダカが確認されたのは今年の3月頃。同館を訪れた誰かが逃がしたものと思われ、産卵し徐々に増え現在では数百匹にのぼるという。メダカのほかに、金魚も昨年から数匹確認されている。
イベントは7月24日(土)と8月13日(金)の両日午前10時からと午後2時から実施。同館入口の展示スペースにメダカの本を置くほか、防火水槽で繁殖しているメダカが人工的につくられた種のため、「外来種」についての本も合わせて展示する。ここに置かれている本にメダカの引換券がついており、カウンターで貸し出し手続きをする時にこの引換券を提示することで、引き換えてもらうことができる。同時に飼育方法についてのチラシも配布する予定だという。
対象は中学生以下で、午前・午後ともに先着10組限定(1家族1袋)。申し込みは不要。
担当者の古田栞さんは「生き物の生態や環境、命の大切さについて改めて考えてみましょう。ぜひ図書館にお越しください。池は深いところがあるので勝手に入らないでくださいね」と話している。問い合わせは同館【電話】0463・81・7012へ。
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