東京2020パラリンピックの聖火として県内市町村で採火した火を送るイベント「聖火フェスティバル」が8月14日(土)、クアーズテック秦野カルチャーホール(文化会館)で開催される。
この催しはパラリンピックを契機に共生社会の実現に向けた啓発の一環で行われる。秦野市では市内にキャンパスを持つ上智大学の学生プロジェクト「Go Beyond」が協力して企画を練った。
当日は市役所本庁舎にある「平和の灯モニュメント」から採火。また1964年の東京大会の模様を記録したドキュメンタリー映画の上映や、上智大学名誉教授で東京2020大会招致に関わった市内在住の師岡文男さん=人物風土記で紹介=の「コロナ禍のパラリンピックから私たちは何を学ぶか」をテーマにした講演、上智大生らによるハンドバイク体験や手話講座などを行う。また弘済学園利用者の作品展示などもある。Go Beyond共同代表の野原真子さんは「イベントを通して多様性を認めあう社会について考えるきっかけになれば」と話す。
当日は感染症対策をして実施。時間は午後2時からで、採火式は5時45分開始。先着713人で、8月4日から電話と市HPで受付。また「はだのパラスポーツフェスティバル」と平和の日事業も同時開催される。
申し込み、問い合わせは市スポーツ推進課オリ・パラ推進担当【電話】0463・84・2795へ。※7月19日起稿
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