サポートを受けながらヴァイオリンに触れる子どもたち
普段触れる機会の少ない楽器を体験してもらおうというイベント「親子で楽しむ音楽の時間」が８月７日、本町公民館で開催された。
主催したのは、秦野の文化芸術の発展を目的としたプロジェクト「ハダノ・アート・コモン」のメンバー。ヴァイオリニストの石井貴子さんとピアニストの西野えり香さんが、本町公民館の音楽室でミニコンサートと楽器演奏の指導を行った。
会場には子ども用の10分の１サイズのヴァイオリンから大人用まで５種類が用意された。参加者らは初めて触れるヴァイオリンに緊張しながらも興味津々といった様子。父親と７歳の姉と２歳の弟で参加した親子は「こういう貴重な機会があってよかった」「弦の振動が指に伝わってきた」などと楽しそうに感想を話した。順序良くヴァイオリン体験をした親子らはみな頬を紅潮させながら笑顔の花を咲かせていた。石井さんらは今後、０歳から参加できるコンサートも企画しており、「これからも気軽に音楽にふれる機会を提供していきたい」と話した。
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