八重桜の低樹高化をめざす任意団体フィールド・フォー・シチズン(小池勉代表)が8月1日に、枝を誘引する支柱立てを行った。
同団体は、昨年から生産農家が低い位置で安全に八重桜の摘み取りが行えるよう一般栽培としては全国初のジョイント栽培に挑戦している。初年度は35本、今年には新たに300本を植樹。間隔をあけて植えられた八重桜は、3〜4月にかけて主枝を地面と水平に曲げ、隣の木に接木をする作業が行われた。
今回は半日かけて接木した部分がついているかの確認と、地面と平行になっている主枝から出てきた枝をUの字型に伸ばすため支柱を設置。地面と平行している一番下の支柱を使い誘引線を設置すると、誘引線と枝を固定した。今後は枝が伸びるごとに、一つずつ上の支柱に誘引線を設置し、枝を整えていく予定で、冬には成長度を見ながら選定を行うという。
同団体ではジョイント栽培と共に、秦野市の八重桜栽培がいつから始まったのかなど歴史も調べているという。「文献や話を知っている方がいれば情報を寄せて欲しい」と話している。問い合わせは【メール】fieldforcitizen@gmail.comへ。
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